うん、そう、私には足りないものがたくさんあって、それを分かってたはずなのに気がついたら見失ってて、できないこともできる気になったりしてたの。そんで得意な思いこみと妄想で人に八つ当たりみたいな感情をただぶつけて自己満足でそれで傷つけてることにも傷ついてることにも気付かなかったよ。

たくさん足りないことがあるけどとりあえず今必要なのは度胸で、上がるべき土俵はぼんやりとでも見えていて、だからここらでいい加減覚悟を決めてそこへ立たないと。傷つきたくないしイヤなことには目を向けたくないし迫るものからは逃げたいし高い壁なら登りたくないし。だけど私がそうすることで誰かが傷ついてイヤなものを直視して迫るものに襲われて高い壁を低くつくりなおしてくれたりしているのなら。

私一人の問題じゃなかったんだー。関わる全てと繋がってるんだ。足りないものを補い合って、多分私の穴を埋めてくれていたのは私が助けになりたいと思ってたあの人だったよ。知ってると思ってたんだけどな。

誓う、私の根底にプライドを敷くことを。今までの無駄に高いだけのプライドじゃなくて、自我自賛なプライドじゃなくて、社会人としてのプライド。正しく嘘をつけるプライドを。関わる全ての人を騙しつづける、コンスタントな。多分土俵に上らない人には理解不能な。そのことでそしられようと、構わないと言い切れるプライド!

右腕になりたいあの人と同じ土俵に立たなければ一歩も踏み出せない。少しだけ捨てる何かはある。それでもやっぱり私はあの人の助けになりたいし、そのためなら捨ててもいいと思う。それだけの価値があると思う。ロックンロールを愛すけど、あの人とあの人にまつわるさまざまなことも愛そうと思う。私はあの人に認められる私になりたいし、私を認めてくれた人にも報いないといけない。これは私のプライド。それを遂げるために、社会人のプライドを。

苦手で苦手でしょうがないものに、挑んでいくよ!人見知りしてる場合じゃないから!