船というのは独特の世界で

陸から離れて一つの箱で生きる以上、船長が絶対で

それを中心とした明確なピラミッド関係があって

体育会系な秩序の元に成り立っているわけで


上の人の言うことは絶対だし、規律を守るのは絶対だ。

その代わり、上の人は全責任を負うというか

無茶な事を言う分、腹のくくり方も大したものだ。

カナガシラ:オシナベテコウフク。

ああそうか、私はあそこに何かを忘れてきたんじゃなくて、手に入れるはずだったものを掴み損ねたのかもしれない。ここに無いものが在るから、あそこに惹かれてやまないのだな…。

武士に憧れたり、「挽歌」の世界に憧れるのも、心から信頼できる(または信頼すべき)対象に忠誠を誓いたいからだ。命をあずけられるほど全てを委ねたい。それに値するほどのボスなんて、よっぽど見当たらないよなあ。で結局個人プレイになっちゃうわけだ。自分がボスになるはらもくくれてないのにね。