昨日の夜中に、ふと異変を感じて意識を覚ました。なにかがおかしい、と寝惚け眼でうっすら思っているうちに「舌を噛んでいる」ことに気付いた。すずむし君は歯軋りをするらしく、それはつまり相当な強さで歯を噛み合せているということで、そこに挟まれた舌はすでにかなりの強さで噛まれていた。ぼんやりと鉄の味を確認して、薄明かりで鏡をのぞいてみたら、数箇所が赤く滲んでいた。だからといって対処のしようが無いので、イタイイタイと思いながら再び深くおちていった。

そんなわけで今日は一日舌が痛かった。初めてのことに困惑しました。だからもしかしたら、ある日気付いたら舌を噛み切って死んでるかもしれないけどそれは事故なんですよ。