つれづれ

ちょっと後ろ向きなことに集中しててしまった。昔のメールを読み返してた。
私が、生きる希望をなくしていたとき、一切の欲をなくしてしまっていたとき、気付いたひとつのこと。それは、私の気分や状態にそれほど関わらず、体は動いている、ということ。食欲が無い、何も食べたくない、だけど内臓は働いている。心臓のポンプは止まらない、造血組織、消化酵素。意思の及ばないところ、私は生物。
そう、つまりは1個の生物なんだ、と。感情を言葉にして伝えたり伝えてみたかったり、何かに感動したり執着したり理解したかったり。そういうものの底にあるのは、生き物である、ということ。栄養を摂取して細胞を壊してはつくっていくもの。
それに気付いたとき、すがすがしく嬉しかった。例えば私が猫でも、変わらないと思った。
それでも私は人間で、私という生き物に違いないと。