冥福

お昼を、お散歩がてら、近くの韓国料理屋さんへ。ちゃんとしてるお店だった。おいしかった。
帰り、太宰のお墓をお参りに。桜桃忌が近いからか、訪れる人が多いみたい。私たちの前に、女の子二人組、それからあとに男の子3人組。私がお墓の前に立っているときに来て、知らないふり、気付かない振りをして通り過ぎようとしてくれた、そのうちのふたりに、とても感謝。
お墓に、「太宰治」って書いてあるのをみた瞬間は、背中を、冷たい汗が伝ったような気がした。このひとは、死んで、ここにその証がある、という現実を直視して、身近に感じて、生きていたなら声が届いた気がして、とても悲しくなった。
今度行くときは、お酒を持って行こう。そんでそこで飲んで、お墓にかけてあげて、そうしたら、杯を酌み交わしたって言ってもいいんじゃないかしら。
お線香代わりに、ゴールデンバット紫煙
いつかあっち側で、ご一緒させてね、それまで、お元気で。