まとまらなかった

昨日、電車に乗りながら本を読んでいて、ふと思ったんだけど、私、失敗したなーって思うことがない気がする。過ぎたことに対して。あの判断は間違ってたなー、とか思わない。後悔はすることがあるかもしれない。反省することは多い。でもその判断そのものを否定することがない。
例えば、今住んでるこの部屋は、去年の3月に勢いで引っ越して、環境の悪さに、すでにまた引っ越したくなっているけれど、去年の3月にここに決めたその判断を、間違ってたとは思わない。引っ越さなきゃよかった、とはちっとも思わないし、もっとよく考えればよかったのに、と言われればそのとおりだと思うけれど、あのときは、そうするしかなかった、と思ってる。
言葉の選び方だけの問題なのかな、そうかもしれない。「あれを買ったのは失敗だったな〜」とは思わない。「あれを買う前にもっとよく調べればよかったな〜」とは思うかもしれない。
ああ、食べ物屋とかならあるかもしれないな・・・この店に入ったのは失敗だったー、とか。そんなに、ないけど。
たぶん、私は私の瞬間の判断を、信じている、ということかな。うーん、単にあまり、アレコレ悩まないだけかも。過ぎたことは、それはそうなるべくしてなったのだと思ってる。これから起こることも、そうか。自分がそうなるようにして、なったのだから、なにも間違いではない、って。
反省は、する。よくする。これからはこうしよう、っていう風に、次に向かってる。ん?その前の段階で、何かを間違ってたって、認めてるのか。その部分は無意識で行われてるのかも。ああ、失敗した・・さてじゃあ、どうしよう?って、そちらのほうが重要だと思ってたけど、そもそも何を間違いだと認識するかで、変わるよな・・・。