家の中で、いちばんの風の通り道で、畳に座って本を読んでた。土壁は、ちょっとひんやりしてるかもしれない。 なんとなく、まっすぐに家に帰りたくなくて、遠くに見えた鉄塔を目指して、日陰の道を歩いた。遠くに見えた鉄塔は、思ったよりすぐ近くで、見上げ…
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