[]その3
さて、全然すすんでないベトナム旅行記。4月21日金曜日、二日目のお話でございます。
朝、目覚めると窓から外を眺めている母。そこに広がるはカブの群れ。あぁ、ベトナムの朝だ。
ホテルのバイキングで朝食を済ませ、ガイドのラムさんと合流。今日は市内観光に連れてってもらう。とはいえ私たち親子だけのツアー。
まずは統一会堂。が、改装中だか何かで中には入れずじまい。
次にサイゴン大教会。
ミサ中だった様子。フランス統治時代に建てられたそうです。
そして郵便局。
中に入った瞬間建物に圧倒される。美しい天井。もともとは駅だった建物を、そのまま郵便局にしたらしい。これもフランス統治時代のもの。目の当たりにするとそうか、と改めて歴史を思う。ホーチミン氏の大きな肖像が飾ってあった。
その後シクロ乗車体験、ということでラムさんの交渉によりシクロに乗る。なんていうか…シクロに乗っている人はほとんど居らず、道行く人に見られているようですごく恥ずかしい。見世物のようだ。シクロに乗っているのを見かけるのは観光客ばかり。母のシクロの運転手のおっちゃんは何かと話しかけてくれたらしいけど、私の運転手のおっちゃんは機嫌でも悪いのか一言も発しないし。でも臨場感は、さすが。
それからお土産物屋さんへ。ツアーだからこういうのが組み込まれてるのは仕方ない。かなり流暢な日本語で話しかけてくるおばちゃんたち。母がバッチャン焼きのコーヒーカップのセットを買った。トンボ柄のかわいいやつ。アオザイをしきりに勧められたけど、それは買わなかった。
ベンタイン市場で自由行動。うわあ、すごい熱気。外も暑いけど、それ以上に人で蒸してる。あんまり暑いのでサンダルでも買おうかと見てみる。と、ひとりのおばちゃんがやってくる。ネイルアートはどうだということらしい。ベンタイン市場の中にそういう店があるということは知っていたので、それかしらと思う。おねえちゃんもやってきて両手で2ドル、と言うのでまあせっかくだからいいかーとか思う。
が、市場の外へと向かう。怪しいところに連れて行かれるようなら逃げよう、と思っていたが、道を挟んだ向かいの通りだった。噂に聞いてたのとは違うだろうけど、面倒なのでやってもらうことにした。道端のプラスチックの椅子に腰掛ける。爪を整えてくれて、好きな色に塗ってくれる。怪しい緑色にしてもらう。ここまでで2ドル。
ネイルアートをすると両手で13ドルになる、というのでこれだけでいいよ、と言う。ドルは持ってなかったのでドンで払う。23000ドン。フォー1杯分くらいか。母は当たり障りの無い色にしてた。ベージュっぽいピンク。
そんなこんなでラムさんと合流。昼食の店へ。