ザ・休日

朝から、本を読む。「陰摩羅鬼の瑕」。ようやく人から借りて、手元にきたもの。買えばいい、と言われればそれまでだが、なんとなく、本は古本屋で、といつからか知らないが決めているので滅多に新刊は買わない。
で、それをようやく読み終えた。途中、ちょこちょことご飯を用意したりしながら、9時間くらい。久しぶりにどっぷりと本の世界に浸る…。休日の極み。読み終えてからもしばらくは、頭が抜け出せずボーっとしてた。ちょっとずつ脳味噌が動き始めているところ。現実に戻ってきているところ。
一緒に「邪魅の雫」も借りたのだけど、それはいつに読めるだろう。京極夏彦の本は、一気に読まないと気が済まないので、予定を組んでおかないと読めない。今日も、1週間前から読むと決めてた。
あぁ、本日私は白樺湖の鳥の城にいた。うう、なんとも…。この、後味の悪さがまた。関口君の陰鬱さをひきずる。京極堂、やっと出たよ!ってその後はダダダッと走りぬけたかんじ。京極堂の話の続きを、はやく聞きたい(読みたい)、と思う反面、聞かないほうがしあわせかも、とも思いながら、はやる気持ちを抑えつつじっくりと読み進める。そんで、もしやこういうことなのだろうか、という嫌な予感が的中して、あぁ聞かなきゃよかった、と思う。うーん。陰摩羅鬼は、儒教のはなしでした。