本を読む

suzumu2008-04-17

ああっ、昨日はチャップリンの誕生日だったんじゃないか!
昼間、お風呂に入りながら本を読んでた。で、ぼんやりと考えてて、本を読むってのは、自分の中に人格をたくさんもつことかなあ、とか思った。なんてゆーか、いろんな本を読んで、いろんなひとの人生を自分の中に構築していく。それがフィクションでもノンフィクションでも。自分の知ることのできる世界、体験できる人生はひとつで、その基準は絶対的で誰もがそうなんだけど、相対的なものをどれだけ自分の中にもっていられるか、ということでそのひとの器が変わるんじゃないかなあ、とか。ちょっと飛躍してるか。
本を読むイコール器が大きいってことが言いたいのではなくて、視点の数イコール器の大きさ、ということかな。本を読めば視点が増えるとも限らないし、それ以外にも視点を増やす方法はあるだろう(いろんなひとの話を聞く、とか)。結局は自分の内側の話で、想像でしかないんだけど。大事なのは想像力、かな。
去年くらいから、ちょこちょこと翻訳ものに手をつけはじめた。今日読んでたのはポール・オースター。訳者の柴田さんの文章が好きなので。

鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

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翻訳ものはまた違った感覚がある。日本に住んでる私にはない感覚。おもしろいなあ。まだ1/4程度しか読んでない。楽しみ。
柴田さんといえば雑誌が刊行されるんだったー。買いに行かねば。
モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号

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