太平洋の白鳥に会った

きのう、仕事をちょこっと早めに切り上げて、横浜に日本丸の総帆展帆みにいってきた。

風が強かったので、総ての帆がひろげられてはいなかった。それでも、風がいい向きに吹いていて、帆が!

なんと立派な膨らみっぷり。

これで、この帆で風をうけて、海原を進んでいたのか。360度の海上で白く広がる帆、美しかったに違いない。
吹き出しそうになるほど嬉しくて、息を止めて見上げていた。
船内。現役だった頃の様子を想像して、いろいろ、萌える。

あたり前だけど、船独特の油くささがぬけちゃってて、ああ、もう第一線を退いた船であるのだなあと実感した。あの機関が動くことは、ない。
ときどき雨がぱらつく中、コーヒーを飲みながら、帆が仕舞われるのを見届けた。ボランティアの人たちだと知ってはいながらも、最後の整列しての敬礼には、船乗りをみたと思った。
日本丸は、今も船舶検査をパスしているらしい。車でいう車検のようなもので、つまり、いざとなれば、海へ繰り出すことができるということだ。ロマン!私はつながれてない日本丸に乗りたい!!

その1号ドックの門を開けるんだ!!