雑感

インターネットの海を泳いでいると、誰かの本音に触れることが多い、気がする。普段言えない言葉を、インターネットに流す。私もそういうことはときどきしている。
普段言えない言葉は、普段言えないだけのことはあって、他者を攻撃してみたり、また自身を攻撃してみたり。歯に衣着せない表現に出会うと、それを安全な位置で受け止めたり、うまく避けたりする気力がないときには、流れ弾に当たってしまう。
他者への非難も、自己への批判も、欲望も、羨望も、着地点を見極めて投げないと、なんだって鋭く尖って雨のように降る。傘をさしていない人には、気付かないままにも、刺さる。たぶん。