空気が乾燥している

この夏が始まる前から続いてた躁みたいな気分の晴れやかさが、少しずつ曇ってきている。けどまだ大丈夫。
不思議な夏だった。体の変化することを知った。生物であるということにはほんとうに脱帽する。
すてきな遺伝子たち、その淡々粛々とした働きぶりには、掛ける言葉もない、口の端でニヤリと笑いたい気分だ。
雨の降らない夏だった。その割に入道雲をあまり見た気がしない。
10月だ。