マイワールド イズ マイン

職場で人と話していて、ある人に対するイメージが全く違うことを知る。
ああ、ほんとうに、彼女と私は、違う世界を生きていいるんだな、と思った。同じものを見ていても、観るものが違う。ピックアップする場所が違うから、頭に残るのは、違う場面。
みんなそれぞれ、それぞれの世界で生きてる。それなのにときどき、何かが噛み合うなんてね。
陰陽師2を観る。

陰陽師 2 [DVD]

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これは…なんだろう、萌え映画?なの?野村萬斎伊藤英明が異様に仲が良い。
巫女の格好をした安倍晴明が紅を塗るシーンとか、エロい。
エンディングの舞は、やっぱりきれいな動きだねえ、野村萬斎。にこにこ。
それにしてもああ、平安貴族の服装とか、遠目で見てとってもきれいなかたち。動作した時の布の動き方、かたちがきれいだよね。
中国の皇帝衣装とかもだけど、古い時代の高貴なひとの衣装って、まさに、衣装ってことばがぴったり。それでヒラヒラ舞うのって、いいな、好きだなあ。
その流れできてる和装って、その生活の動きに合ってて、やっぱりきれいに映る、気がする。
洋装が広まっちゃったの、チェッて思う。洋装が嫌いなのではちっともないけど。和装が日常じゃなくなっちゃったのが残念。両立していたらいいのにな。
祖母は、こっちのがあったかいからって、冬は着物を着てる。そういうふうに、どちらも日常であるのが理想だなあ。
って言う自分は、浴衣すらひとりで着るの危ういんだ。