帰り際

小さいニャーが居た。ほとんど産まれたての、かおとからだのバランスがおかしいくらいの、小さいニャーが居た。
そして、ニャーはついてきた。あんまりにも小さくて可愛らしかったのでつい構ってしまった。そうしたら、ニャーはもっとついてきた。困ってしまって、走ってその場から去ってみた。
その後、会社のトニー先輩(仮名)とアンソニー先輩(仮名)が、ニャーを見つけて懐かれていた。それはそれで萌えシーンだった。
アンソニー先輩はどこまでもついてこられて困った様子で、近くの金物屋(猫好き)(アンソニー先輩と仲良し)にニャーを連れて行った。さすがアンソニー先輩、ステキな心意気、と思って安心して帰ってきました。