今日で君と最後さ 手を握ろう

多分私にとって、崇拝すべき偶像はずっと自分で、だから神も自分で、それに、もう、失望してたんだ。
とっくに落城してたのに、門だけは立派に構えて、城壁だけは繕って、まだ戦えるふりをしてた。
自分を信じてないんだ。よくわからない。ごめんね。どうしたいんだろう。


ライブをしたいと思った。んだけどさ、今までつくった曲をやる気にはなれないんだなあ。そして今日ライブをみながら、ああもう今は詞をかけない、って思っちゃったんだ。


混乱する。ひとつにまとまらない。自分が分散する。
気が狂ったまま死ねたらいい、って、ほんとうにそうだね。


すずむしは死ぬべきなのかもしれない。


なにやってんだ。

ふわふわ

またなんかぐるぐるっと考えてたんだけど、ちょっと書くのが嫌になっちゃったので、書かない。今は書かない。
職場の、いちょう並木が黄色くって黄色くって。地面に近づいて、視界を全部黄色くしたい。
犬だったら、目の前真っ黄色になれるんだろうなー。
ギターを弾かずに、ただ持ってうたをうたったら、ギターに声が響いて、なんだか泣きたい気持ちになったのです。
その、ギター、さっき気がついたら、弦が1本切れていました。弾けない、って思ったら、なんとなく不安になってきちゃったので、明日がんばって弦を買いに行って、がんばって張り替えるのです。クラシックギターの弦変えるのはじめてだよう。
いろいろ、溜めずに排出してたら、穴が塞がらなくなって、どんどん軽くなってしまう。そうか、溜める感情は重しになるんだ、そこから動かないように。出しちゃって、軽くって、ふわふわ、何にもつながっていないみたい。
こんなに定まらなくって、おとなで、いいんだっけ?
まあ、しょうがなくね?って、それくらい、軽い。

生きてる

やっぱり生きてるって思われたくないな、なんかさ、血の通った人間だと思われたくない、ひとつひとつのことが心に影響したり刺さったりって、してるって思われたくない。内側を秘密にしたいってことなのかな、結局…。
感じる心が無ければいいのにな。感受性が強い、だなんて、言われたくないし自分でも何がなんでも思いたくない。意地だね。なんでだろう。嫌いなんだと思う、その言葉。
もっと猫を!何枚でも被って。
そして、早く、無くなればいいな。
素直できれいな魂に触れて、消えたくなるのだった。
違うな、ただの理由付け。
さもなくば、日々に忙殺されてしまえ。
つまらないことを書いてるな。散漫で、いけない。たぶんもうずっと、自分に絶望してるんだ。
研究の関係で、1年ほど島に住んでた。研究所以外、住民のいない島。島だから、海に囲まれていて、朝も、昼も、夜も、海といた。桟橋に座って、波立つ水面を、沈む夕日を、真暗闇に月の光を、見てた。
思い出したくないことがあった、のに、思い出にあるその景色はこんなにも美しいの。

ジャック・マイヨール

ちょっとまだぼーっとしてる。
グラン・ブルーを観る。

きれい、美しいんだなあ。美しいものって、もうなにをどうしたってかなわない、って思う。それが美しい、それがすべて。それ以上も以下もない、絶対的な、畏敬、と、もしかしたら絶望。
「美しいとビューティフルは全然違う意味じゃないかな」って犀川先生のセリフを思い出す。封印再度だったかな。美しいものは、死にたくなる。その感情がきれいだね。
封印再度 (講談社文庫)

封印再度 (講談社文庫)

消えてなくなりたい、っていうのは、美しさに対する憧れかなって、少し思った。

忘れてしまう

昼間、なんだかぼんやりと全てのものがうつろで、アア、と思いながら仕事をしてた。秋ってこんな風だったかなーと思って、去年とか一昨年のブログを読み返してみたけど、11月はそうでもなかった。10月は悶々としてたみたいだけど。
ふと、自分の頭が悪くなってるな、って、また改めて思った。集中力が続かないのかな…なんか、考え事も散漫。
頭が悪くなってる、って自覚も少なくなるくらい、回転しなくなってる。まるで、アルジャーノンに花束を、だね。
もう、いろんなこと考えなくなって、ただただ時間が過ぎてくだけなら、平和で、それは、いいな。
うん、いいな。

ここで生きてる

どこかへ飛んでいきそうなときは、生活をすること、をすると着地するのだった。
普通のことをする、洗濯物をたたんだり、部屋の片付けをしたり、ご飯を作ったり。
ああ、私は生活が好きだ!生活をしていないと、たぶん、生きている気がしない。意識して地に足をつけておかないと、きっといつまでも安定しない。
足場を築くんだ、城を、建てようじゃないか?
なんて、それで窮屈になるのは望んでない。まあ、そんなものは虚像です。イメージの世界。自分を縛る世界。それを、そうしようとして、する。
飛んでっちゃ、困るもの。
望んでるのでは?(にやり)